カサゴにゅうめん

You

2006年07月19日 01:48

何気にレシピ本を見ていたら、「タイそうめん」なるメニューが載っていました。私の知っているタイそうめんは、尾頭付きのタイ(もちろんマダイね~)が真ん中に鎮座ましまして、その周りに冷やしたそうめんが添えてあるという豪快ながらも涼やかなものだったんですが・・・
その本に載っていたのは、にゅうめん(暖かいそうめん)とともにダシの中でタイを煮るというものでした。ちょっとしたインパクトもあり、何となく気になったので、カサゴを使ってやってみようかと・・・(また訳の分からない好奇心だけで料理しております・・・ハイ)

まずは普通にダシをとって、めんつゆにします。もちろんここは普通の市販のめんつゆで十分でしょう。ダシをとって、醤油とみりんで作ってももちろんOKです。(今回はこっちの手作りパターン・・・ちょうどめんつゆ切らしてたので~^^;)
とはいえ、3枚におろして残ったカサゴのアラがなんとも勿体ない。ということでアラもダシをとる工程で入れちゃいました。
アラはもちろん強めに塩を振って、10分以上置き、熱湯の中をさっとくぐらせて水洗いしてから入れましょうね。水洗いの際に残ったウロコと血合は、きっちり取り除きます。
こうしてとったダシで作っためんつゆは、そのまま飲みたくなるほどおいしかったですね~(^^)v

しかしそれでは意味ないので、カサゴの身も入れます、一口大程度に切ったカサゴの身にかるく塩をして、こちらも10分ほど冷蔵庫の中で寝かします。煮立てためんつゆの中にそうめんとカサゴの身を入れて、カサゴの身に中まで日が通ればOKです。煮すぎると身が堅くなって、少々パサつく感じになってしまうので、くれぐれも煮すぎないように・・・って本に書いてあるのに煮すぎました(笑)
残念。。。。。。

でもネギの小口切りを散らして、七味少々を振って久しぶりに食べたにゅうめんは、かなりいけてます。にゅうめんというと何も食べるものがないときに「仕方ないな~」って感じで食べるものと思っていましたが、カサゴのアラでダシをとったせいか、かなり贅沢な味わいです。もちろんめんつゆまで飲み干してしまいました。
これまた、飲んだ後には・・・たまらないよなぁ。
くれぐれも煮過ぎにだけは、注意です~(^^ゞ
この料理の評価(満点:星5つ)
★★★★
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