マダコの柔らか揚げ

You

2006年12月18日 15:33

居酒屋とかに入って、「まずは生中~、カンパーイ」って時にほしくなる、メニューにあるとついついオーダーしてしまうメニューのひとつが、このタコのから揚げです(笑)

これをせっかくもらった江戸前マダコ(何でそんなものもらえたの・・っていう涙なしに語れないいきさつは、ココッ!)でやってみようと思いました。さぞやウマいだろなぁσ゚д゚)ボーノ!・・・期待度150%

余談になりますが、ここでマダコのした処理を簡単に書いておきます。じつは、おいらも初体験で、ちゃんとできるかドッキドキでした(笑)
まず足の付け根の真ん中にある硬いくちばしを取ります。包丁の先で切り取るようにとってもいいし、硬いくちばし部分を押し出すようにして、抜き取ってもいいようです。そのあと頭(に見えるとこネ)と足の付け根のつながっているところを切って、頭の部分をひっくり返します。すると中の内臓がどばっとでてくるので、この内臓を取り去ります。ところどころ薄皮状のものでつながっているので、それらを切り取って、内臓をはずし、最後に足の付け根の内臓がつながっているところを切ってしまえばOK! ちなみに「絶対に」墨袋を破らないように注意(と書いてありました・・・)
ここまでできたら、足の一本一本を順番にたっぷりの塩(できれば粗塩)でもんで、ぬめりや汚れをきれいにしていきます。ここは大事なので、丁寧にやりましょう。頭の部分(裏側も)も一緒に十分塩でもんでおきます。最後に表面の塩を流水で十分に洗い流します。
次に大き目の鍋(マダコが十分に入る大きさ)にたっぷりの水を張り、沸騰させます。ぐらぐらと沸騰するまで沸かしたところに、マダコを足から順にお湯のなかに入れていきます。足の先がクルクルッと丸まったら、そのまま順に頭まで入れて、1分半~2分ほどゆでます。ゆであげたマダコは、流水で粗熱を取り、いったん冷まします。・・・以上、マダコのした処理の基本でした~!

で、話は柔らか揚げに戻りますが、下処理の段階でゆでる前に、柔らか揚げにする足を食べたいだけ切っておきます。(要するに塩もみまでした生の状態)
この足の、吸盤の反対側になる部分に細かく切れ目を入れていきます。これは揚げ時間を短くして、やわらかくするために必要な工程なので、できるだけ細かく、丁寧に~
この足を一口大に切って、全体に塩・コショウをします。なおマダコ自体にかなり塩味があるので(マダコって案外しょっぱい食材なんですね~)、塩は控えめに。振りすぎるとかなりしょっぱいので、相当肝臓に悪そげな味になる気が・・・
あとは塩がなじんだところで全体に片栗粉をまぶし、180℃の油でさっと揚げていきます。最初はタコの水分でかなり油がはねて、勢いよく泡が出ます。ハネと泡が落ち着いた頃合を見計らって、引き上げましょう。このプロセス、マジに油が飛んで熱いです。「アチチッ・・・」と大騒ぎしながら揚げてください(笑)

お好みでレモンを絞ってもよいと思います。(買ってくるの・・・忘れた)
熱々のタコのから揚げをつまみに、よく冷えたビールでまずは乾杯!
この料理の評価(満点:星5つ)
★★★★
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